INTERVIEW 01
Bill Oneの強みを
脱炭素経営につなげ、
環境への取り組みまでも、
加速させる。
Bill Oneの強みを脱炭素経営につなげ、
環境への取り組みまでも、加速させる。
深井 亮 様


業種:IT
働き方を変えるDXサービス(クラウド名刺管理サービス等)の企画・開発・販売
e-dashとの提携が決まったSansan社の事業であるクラウド請求書受領サービス「Bill One」。
提携までの経緯とお互いの事業に対してどのような魅力を感じたのか、
そして今後の取り組みまで、e-dashからは代表の山崎、
Sansan社からはビジネス統括本部Bill One営業部Salesグループ
マネージャーの深井様を招いて、お話を聞いてきました。
Sansan社のサステナビリティ、SDGsに対する考え方をお聞かせください。

深井:当社は、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッション、「ビジネスインフラになる」というビジョンを掲げ、各種サービスを展開しています。これらの事業活動を通じて社会課題解決に貢献することが持続可能な社会の構築に寄与し、ひいては当社グループの持続可能な成長および企業価値の向上につながると考えています。当社を取り巻く事業環境や経営状況、事業ステージといったさまざまな要素を考慮した上で、今からできることと向き合い、事業成長に資するサステナビリティ活動を推進しています。
特に環境について、どのような取り組みをしていますか?
深井:持続的な事業活動のためには、社会課題である自然資本の回復が重要であると捉え、本業を通じたCSV活動「Scan for Trees」に取り組んでいます。当社サービスの原点である「名刺」を通じて地球環境に還元しようという取り組みです。具体的には、Sansanにスキャンされた名刺の総数が、1本の木から製造できる名刺枚数に達するたびに、植樹が必要な地域に木を植えており、現在の植樹合計本数は8,723本に達しています。(2021年5月現在)
山崎:すごくイメージが湧きやすい取り組みですよね。当社もSansanを導入していて、名刺をデータ化するたびに御社の活動に貢献してるという気持ちになっていますよ。
両社の出会い、そして提携にいたった経緯はどのようなものでしたか?

深井:e-dashの記事を拝見して、当社よりアプローチしたことがきっかけでした。
山崎:ありがたいことにそうでしたね。e-dashはスタートしたばかりでしたし、お問い合わせいただいた時、もちろんBill Oneのことは知っていたので、e-dashとの連携を想像したら期待感しかなかったですね。御社は何に期待して問い合わせしてくれたんですか?
深井:そうですね。e-dashは、三井物産様が長年培ってきたエネルギー事業での知見とノウハウを活用した新しい取り組みであるということにポテンシャルを秘めていると感じていました。それと同時に、うまく協力できれば、Bill Oneでもカーボンニュートラルに対して貢献できるのではないかと考えたんです。そこからe-dashの構想と現在の課題をお話しさせていただく中で、e-dashが抱える、ユーザーが必ず請求書をスキャンしなければならないという課題に対して、Bill Oneの仕組みを用いれば、補完できるのではないかと、強く感じました。
山崎:嬉しい限りですね。e-dashはお客様の手間を極限までなくそうという想いで開発してるのですが、どうしても請求書をスキャンするという手間が残ってしまったんですよね。そんな中Bill Oneとの連携のお話しをいただいたので、まさに!という感じで、スムーズに提携まで進められることができました。
e-dashと今後どのような取り組みをしていきたいですか?
深井:当社には、「強みを活かし、結集する」というValuesがありますが、e-dashとBill Oneそれぞれが持っている強みを結集し、組み合わせることで、新しい価値を生み出していきたいと思っています。特に、e-dashは脱炭素、SDGs、ESGという全世界的なテーマに関して、正面から向き合っているプロダクト・サービスであり、その点が魅力であり強みだと感じています。今回の提携をプロダクト連携にとどめず、SDGs、ESGに関する共同セミナーや他企業を巻き込んだワークショップ、その他カーボンニュートラルに向けた様々な取り組みにまで、ともに目を向けていけたらと思っています。
山崎:ぜひ、プロダクト提携の垣根を超えた取り組みをしたいですね。プロダクト以外のところでも、Sansan社とe-dash社、それぞれの強みを結集していけると嬉しいです。
e-dashに今後期待することをお聞かせください。

深井:最初は、Bill Oneで受け取ったエネルギー関連の請求書データをe-dashへ連携することから進めていきますが、中長期にわたってお客様に価値提供ができるような連携も模索していきたいと思っています。
日本のカーボンニュートラル実現をリードするe-dashが成長されていく中で、当社としても多くの気づきや学びをいただきながら共に成長し、貢献をしていければと考えております。
山崎:同じ気持ちです。e-dashはまだ生まれたての赤ん坊のようなものなので、ぜひSansan社の力もかりながら、ともに成長していければと思います。
この出会いからイノベーションを。
本日は、ありがとうございました。